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西村商会 公式ブログ 第3回

職場環境改善プロジェクト 第3回

秋の爽やかな空気の中に、次第に冬の気配が感じられるようになってまいりましたが、
皆様いかがお過ごしでしょうか。

西村商会公式ブログの第3回目は、前回のミーティングで明確になってきた問題の解決策について、
さらに議論を深めていく模様をお伝えします。
今回からいよいよ、対策案を実行していく過程に入っていきます。

前回の宿題は、対策案を実行するにあたって生じる「メリット・デメリットを明確にする」ことでした。
リーダーたちが上げたメリット・デメリットを検証し、現状で改善策を実行することが可能かどうか判断していきます。

 

【①工場内の整理・整頓】
この対策については、本社工場の西村リーダーが実際に工具や備品の整理を行い、
その結果を踏まえて、全リーダーで検証、改善を行うことになりました。

 

【②作業の分担】
現状では、作業量がピークの時に効率がガクッと落ちています。
次の作業の前に必ず前の分の片づけが必要なため、作業が滞り続けるという悪循環が生まれているのです。

そこで、「メインの作業終了後に、全員で一斉に片付ける」という案を採用することになりました。


作業と並行して行う片づけは必要最低限の簡易的なものに留め、後でまとめて片付けるという方法です。
暑い時間帯を避けることができ、一人一人の負担は最小で済むうえ、時間は最短で終わります。
実際に試してみることになりました。

 

【③報告・連絡・相談の徹底】
現状、どのタイミングでどの作業を行うかは、各部門リーダーの判断でそのつど指示が出されています。
ここで、アドバイザーから一つの疑問が投げかけられました。

 

「現場のスタッフに、作業の目的や判断の基準などをきちんと伝えていますか?」

 

田﨑アドバイザーいわく、「情報を共有せずに指示を出すだけでは、社員が成長しない」とのこと。
スタッフは自分で判断をしなくなり、チャレンジをしなくなる原因にもなりうるそうです。

そこで、1つ何か具体的な情報をスタッフと共有する習慣をつけてはどうか、という提案を頂きました。
できれば非常に身近で、社員全員が自分の問題として認識する情報がベターとのこと。
協議の結果、「重機や作業用車両の修理費用」についての情報を共有することに決まりました。
日々のメンテナンスや安全確認など、一人ひとりが気をつけることで、修理費用は削減することが十分に可能だからです。

まずは社員の休憩所に、8月時点までにかかった修理費の一覧を貼りだすことになりました。

今回も非常に中身の濃い議論となりましたが、問題はこれらをきちんと実行に移し、結果を検証し、改善を継続しながら「習慣化」することです。そこで、次回までの宿題は「実行」。具体的な行動計画と日付を決め、次回までに実行することです。

目的 行動 担当 期限
修理費の削減 ①修理費の「見える化」。事務所に貼り出す。

②メンテナンスチェックリストの作成

谷口リーダー 1週間

1週間

工場の整理整頓 ③工場・工具室の整理整頓 西村リーダー 2週間
作業の分担 ④片付け作業の分担を実施 谷口リーダー

西村リーダー

2週間