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西村商会 公式ブログ第6回

職場環境改善プロジェクト 第6回

西村商会公式ブログ第6回目です。
「職場環境改善プロジェクト」も残すところあと3回となりました。
「発散」「収束」の手法で問題点を洗い出し、改善案を出し合い、
実行と検証を繰り返しながら進んできましたが、プロジェクトはいよいよ大詰め。
場内の整理整頓が進むのと同時に、良い状態を維持するためのチェック体制の準備も整いつつあります。

 

まずは前回までに決まっていた実行計画の進捗についてですが、

① 場内のルール化     → 看板、標識を業者に見積依頼中。ライン引きの準備中。
② お客様用駐車場の整備  → 地面をならして鉄板を設置。今後鉄板を溶接して完成。
③ 清掃チェックリスト   → 制作中。片付けも同時進行中。
④ 重機整備チェックリスト → 制作中。朝の定期整備は実行中。
⑤ メンテナンス手順書   → 制作中。

どれも間もなく形になりそうです。

 

 

さて今回は、最終10回目のミーティングで予定されている
「プロジェクトオーナー(社長)への最終報告会」に向けて、
これまでやってきたことを振り返り、もう一度プロジェクトの目的に立ち返ることになりました。

そもそも今回のプロジェクトもメインテーマは「職場環境の改善」。
現在、具体的な改善策として実行していることをまとめると、

◎整理・整頓 (片付け、レイアウトの変更)
◎お客様満足度向上のための場内整備 (看板、駐車場の設置)
◎見える化 (チェックリスト等の作成、掲示)

現状でも、リーダーは「作業効率が上がった」「作業中のストレスを感じにくくなった」そうです。
今までは各リーダーが個別に工夫し、小さな改善を繰り返していたところを、組織の力で一気に進めたことで、早くも良い結果が生まれています。

 

 

今後は、実際に現場で作業する社員からもアイデアを集め、実現していくことが課題となります。
「自分のアイデアが実現できた」ことが、社員の責任感や仕事への愛着が強くなり、強い組織の基盤となるからです。
そのために必要なこととして、アドバイザーは「情報の収集」「情報の発信」を挙げられました。

リーダーがやるべきことは、まず「情報の収集」。
社員との雑談の中で不満や、改善のアイデアを集める機会を積極的につくること。
そして、目標を社員と一緒になって考え、実現することが重要です。

また、情報を収集するだけでなく、「発信」することが社員の参画意識を高める大事な要素。
アドバイザーからは、朝礼や全体ミーティングを定期的に行うことを提案されました。

例えば、清掃や機材整備のチェックリストを元に、
できていること/できていないこと を朝礼の中で繰り返し周知することで、
「いつの間にかやらなくなった」を防ぐ歯止めができます。
また、入荷・出荷の予定、天気など、業務に影響がある情報の共有もでき、
さらに、重要な情報や新情報を共有することで、社員の参画意識を向上させることができます。
あくまでも目的は「朝礼をすること」ではなく、「社員の意識を上げること」
社内環境の改善には「ここまでやれば良い」というゴールはありません。
問題→改善、次の問題→改善…というプロセスを続けるためには、その基盤となる社員の意識向上が不可欠です。

リーダーたちがこれまでのミーティングで身につけた行動力がここで発揮されました。
「とりあえずやってみよう。やってみてからまた考えよう」

朝礼と、定期社員ミーティングの開催を検討するという結論に「収束」しました。
決断までの時間が圧倒的に短くなったことが、今回のプロジェクトの大きな成果の一つです。

プロジェクトは最終報告会を含め、あと2回。目的達成のためには行動あるのみです。