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西村商会 公式ブログ第9回

本社機能移転プロジェクト

「職場環境改善プロジェクト」も先日の社長報告会をもって無事終了し、
リーダーたちがつかの間の達成感に浸り、これからの仕事に燃えていたところに、
早速次のプロジェクトが立ち上がりました。

その名も「本社機能移転プロジェクト」

早くも前回のプロジェクトで身につけたノウハウを活かす機会が来ました。
リーダーたちのさらなる成長が楽しみです。

西村商会では、これまでは本社と、本社から少し離れたところにある作業場で業務を分担していましたが、
これを機に作業場の機能を本社に移転し、業務を一本化することになりました。

目的は
大幅なコストカット
・本社⇔作業場の移動にかかる時間的コストを削減する
・作業が分散されるために発生する人員コストを削減する
・家賃コストを削減する

人材不足のカバー
・人員配置を見直し、無駄をなくす
・人材のスキルアップ

 

出荷量の増加
・各コストを削減することで作業を効率化し、出荷量を増やす

昨年から取り組んだ「社内環境改善プロジェクト」で身につけた「発散」→「収束」の手法がいかんなく発揮され、
議論は活発に進んでいきます。

 

プロジェクト着手前と明らかに違うのは議論のスピード感。一人が出した案に対して次々に疑問・意見が飛び出し、
議論が「発散」したかと思えば

現実的に可能な方法、すぐに取り掛かることができる行動へと一気に「収束」していきます。
前回のプロジェクトで醸成されたリーダー同士の信頼感がうまく作用しているようです。

また、これだけの大がかりな移動には、安全面や通常業務への支障など様々なリスクが伴います。
円滑に移動を進めるためには、とにかく段取りが重要。

たとえば、
機材Aを1つ動かすためには、まず移動先の場所の確保が必要。

→場所を確保するためには資材Bを動かさなければならない。

→資材Bを動かすた、めには重機を持っていかなければならない。

→重機の作業スペースを作るためには、まずCを片づけなければならない。

→Cを片づける作業量を考えれば、最初にDを動かしたほうが良いのでは?

などなど…

リーダーたちがそれぞれの持ち場で培った経験と知恵を持ち寄り、
まるでパズルを組み立てるように作業実施計画が練りあがりました。

最後に作業完了の日付を設定してこの日のミーティングは終了。
この「日付の設定」も、「社内環境改善プロジェクト」で繰り返し実行して身につけたスキルの一つ。
「何月何日まで」という目標を「見える化」し、全員が共有することで、目標達成への足並みがそろいます。
次回は予定していた作業の進捗状況を確認して、計画の修正と次の動きを確認する予定です。
今回の移転作業は、前回のプロジェクトが終了してから初めての“自力で取り組む”大がかりなプロジェクト。
リーダーたちは経験を存分に活かし、目標を達成してくれることでしょう。