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西村商会 公式ブログ第12回

2018年の「つながり」

 

2018年も残りわずかとなり、様々なメディアで今年の流行語大賞や

10大ニュースを目にすることが多くなりました。

 

西村商会にとって大きなニュースのひとつは、

サガン鳥栖が12月1日の最終節を粘り切り、見事J1残留を決めたことです。

昇格以来最も厳しいシーズンを最後まで闘い切った選手、スタッフ、

そしてサポーターの皆さん、本当にお疲れ様でした。

 

金崎選手やトーレス選手をはじめとする途中加入の選手たちが、

残留への執念を前面に出して戦う姿に心を揺さぶられました。

綱渡りのような終盤戦を戦う中でチームが1つになり、心がつながったのだと思います。

 

私にとっても2018年は、この「つながりの大事さ」を考えさせられた1年でした。

ビジネス上でたくさんの方とご縁を持つことができましたが、

中でも地元のアマチュアスポーツチームに支援する機会をいただいたことが貴重な経験となりました。

 

一つは「ネイブルズ フットサルクラブ」。西村商会が本社を置く江北町を拠点とする小学生のチームで、

町内外から30名ほどの選手が参加しています。

地元の子供たちの活動を応援することで、地元企業として少しでも地域活性化に携われることを

心から嬉しく思っています。

 

そしてもう一つは野球の社会人クラブチーム「硬式野球倶楽部 佐賀魂(スピリッツ)」

このチームの素晴らしいところは、「都市対抗野球出場」、「全日本クラブ選手権優勝」という

明確な目標を目指すと同時に、

 

『社会人・職業人として自立し協働できる人財、企業で活躍できる人財の育成に努める。

仕事をしながら野球ができるよう選手への就職支援を実施する。』

 

という理念を掲げておられるところです。

実際に、来春チームに加入予定の新卒選手が、西村商会に入社することが決まっています。

 

私たちとしても、人手不足の時代に新しい人材が入社して下さることは大変ありがたいことです。

ただ私は、そういうメリットありきで支援をするつもりはありません。

新人さんには、良い意味で西村商会を踏み台にして、存分に利用してもらいたいと思います。

好きなことに打ち込む人を応援して、心のつながりを持つこと自体が素晴らしいことで、

もちろん、その延長線上に、いつかビジネスにつながるご縁があれば言うことはありません。

 

激動の時代です。今年、雑品・スクラップについての国内法が改正され、

業界が混乱に陥りました。みんな歯を食いしばって頑張っています。

ここを乗り越えるために必要なものは、業界の垣根や、損得を超えた人とのつながりだと思っています。

良い時はみんなで喜び、悪い時はみんなで乗り越える。

そんな人のつながりが支えとなって、ブレずに前に進んでいけると信じています。

西村浩彰