西村商会 公式ブログ 第28回
西村商会公式ブログ第28回目です。
前回のブログで書いたデジタル化の取り組みをさらに飛躍させ、より大きな単位での仕組みづくりを進めております。
前回書いたのは、西村商会本社の中での情報伝達をより無駄なく円滑にすすめるためのシステムづくりでした。
しかし、同じ方法論を西村商会全体の業務に適用すれば、グループ全体の情報を、本社事務所で一元管理することができると考えたのです。
仮に、どこかに支店を作ると考えたときに、本社と同等のサービスを提供するためには、
普通に考えれば本社と同等の人員、機材、社屋が必要となります。
しかし、これらのいくつかをデジタル技術に置き換えることができれば、より速く、より少ない投資で事業が拡大でき
何よりもお客様の利便性が向上できるのです。
例えば、
↓ 業務内容 ↓ | 旧 | 新 |
---|---|---|
お客様の出迎え、既存のお客様か、新規のお客様かを判別する | スタッフが接客 | 設置したカメラで車番を検知し、お客様情報を照合 |
金属の仕分け、計量 |
スタッフが経験と知識をもとに仕分け、計量 |
センサーとAIで金属を判別し、計量 |
買取金額の支払い | スタッフが計算し、現金で支払い | 自動支払機で自動計算、自動支払 |
お客様対応(質問等) | スタッフが対応 | オンラインで本社スタッフが対応 |
このような置き換えができれば、お客様対応のほとんどを本社で一括管理でき、支店に常駐するスタッフの人数は必要最小限で済みます。
スタッフ一人ひとりの業務効率を最大化でき、さらに一部在宅ワークを導入できれば、
通勤にかかるはずだった時間までも有効に活用することができます。
また、お客様は本社と同じサービスをどこの支店でも受けることが可能となり、移動のコストを最小に抑えることができるのです。
この仕組を実用化できるレベルまで創り上げるには、まだ解決すべき課題がいくつもあり、それなりの労力とコストがかかりますが、
ここで知恵を絞り、汗をかくことが企業としての責任であると考えています。