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西村商会 公式ブログ 第30回

西村商会公式ブログ第30回目です。

公式ブログの第28回目でも書きましたが、西村商会ではグループ全体でのデジタル化に取り組んでおります。
グループ内の情報伝達を本社事務所で一元管理することにより、無駄やミスを少なくし、業務を円滑にすすめることが目的です。
 
今現在は「支店の無人化」に向けて段階的に実験を進めています。
支店の業務の中で、大きなウェイトを占めるのがお客様対応なのですが、
ここを無人化することができれば、業務効率は格段にアップします。
もちろん、サービス品質とお客様の満足度を落とさないことが大前提です。
 
現状、お客様が来社されてからの流れは下記の様になっています。
1 お客様が来社(ブザーが鳴ってスタッフが接客の準備に入る)
2 持ち込み資材を載せた車で計量器に乗る(計量が終了するとブザーが鳴る)
3 スタッフの誘導で、指定の荷降ろし場所に移動
4 資材を選別して荷降ろし
5 もう一度計量器に乗って計量(計量が終了するとブザーが鳴る)
6 事務所で精算
 
最終的には、この一連の流れをすべて本社で一括管理し、無人ですべての業務を行うことが目標ですが、
まず手始めとして、支店のブザーを、本社事務所でも受信できるシステムを構築しました。
これによって、本社に来社されるお客様に適切な対応を行いつつ、
同時進行で支店の状況を把握するという少し高度な業務をシミュレーションしています。
現段階で想定される問題点を徹底的に洗い出し、お客様にとっても利便性の高いオペレーションを構築していきます。
 
一連の流れをすべて本社一括で管理できれば、支店に常駐するスタッフの人数は必要最小限で済みます。
本社ー支店間の移動も不要となり、スタッフ一人ひとりの業務効率を最大化できます。
その分の人員と車を、お客様からの資材の引き取り依頼への対応に回すことで、
さらにお客様にとっての利便性を向上させることができます。
 
実用化には、まだ解決すべき課題がいくつもあり、それなりの労力とコストがかかります。
どのような形であれ、なにかを変える時には、様々な問題がつきものですが、
私たち西村商会は、お客様のニーズに応えるための変化であれば、進んで取り組んで参ります。