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西村商会 公式ブログ 第34回

西村商会では、この度新しく「重量計機能付きマグネット重機」を導入しました。

こちらのブログの第24回でもお話ししましたが、
これまでは、重機で金属スクラップをトラックに積み込む際、
作業を行うスタッフの経験と勘を頼りに積載した後、計量器まで移動して計量していました。
車両への最大積載量は道路交通法で定められていますので、
実際の積載量が最大積載量より多かったり少なかったりという誤差があった場合、
重機のところまで戻って追加で積み込んだり、逆に減らしたりという作業が必要でした。
また、積載量の誤差は、スタッフの習熟度にかなり左右されます。
この重機の導入によって、業務効率の向上が期待できます。


▲今回導入した重量計機能付きマグネット重機です


▲アームの先端部分から強力な磁力を発して、様々な形状の金属を
まとめてトラックに積み込むことができます


▲持ち上げている金属の重量を運転席で確認できます

マグネットで金属を持ち上げた時点で重量が分かるので、計量機までの移動が必要なくなり、
一度で適切な重量を積み込むことができるようになりました。
1回あたりの作業で言えば、わずか10分程度の短縮ですが、この作業を1000回繰り返せば、
約17時間、およそ2日分の作業時間を余計に確保できることになります。
たったの2日、という捉え方もできますが、
もしこの2日間を、社会的に意義のある新しい事業に投資すれば、
無駄な作業に浪費されるはずだった時間に何十倍もの価値を与えることができるのです。

業務の効率化とは、無駄を省くだけにとどまらず、新しい可能性を切り開く行為になり得ると思っています。
西村商会ではこれからも、小さな効率化を積み重ねた先にある素晴らしい未来を模索してまいります。