西村商会 公式ブログ第19回
スタッフインタビュー 西村 耕平君
西村商会公式ブログ第19回目です。
早いもので、令和元年も残すところあと1ヶ月あまりとなりました。
来年をより良い年にするためにも、「今年の課題は今年のうちに解決しよう」ということで、
西村商会では今、業務内容の見直しと改善を行っています。
先頭に立って改善活動を引っ張るのは、現場を知り尽くしたリーダーたち。
彼らは一昨年、独立行政法人 中小機構基盤整備機構の制度を活用して
「職場環境改善プロジェクト」に参加した経験があります。
今回は、プロジェクトで学んだノウハウを存分に活用し、具体的な改善活動を実施して、
改善目標を達成するところまで、全てリーダー主導で取り組んでもらいます。
今回のブログでは、実行リーダーの一人である西村 耕平君から
今取り組んでいる改善の内容について紹介してもらいます。
Q. 今回の改善活動の目標は何でしょうか?
ー 目標は「社内オペレーションの強化」です。
具体的に取り組む内容としては2つあります。
一つは「人材育成」。
二つ目は「業務の効率化」です。
Q. 今回のお題に取り組む理由は?
ー 職場環境改善プロジェクト以来、全体朝礼と、リーダーミーティングを継続しているのですが、
その中で出てきた課題の一つです。
今、大変ありがたいことに、西村商会には多くのお客様が来てくださっています。
これまでは、リーダーが中心となって、各スタッフが臨機応変に動き回ることで
お客様に対応してきましたが、どうしてもスタッフの負担が偏ってしまいます。
また、お客様をお待たせすることなく、より満足度の高いサービスを提供するためにも、
きちんとした組織図とルールを導入して、業務を効率化する必要性を感じていました。
Q. 具体的にはどのような活動を?
ー 一つ目の「人材育成」について言えば、一人ひとりのスキルアップを図ることです。
どの仕事でも流動的に活躍できる人材になってもらうために、
業務に必要な資格取得をサポートしていきたいと考えています。
最終的には、そういった人材を適材適所に配置して組織化することで、業務を効率化していきます。
現在はその準備段階で、組織図とワークフロー図の作成にとりかかったところです。
二つ目の「業務フローの適正化」については、まず清掃業務について見直しを行う予定です。
これまでは各現場のリーダーが状況を判断して、その都度清掃の指示を出していましたが、
お客様対応が最優先ですから、どうしても清掃が後回しになりがちでした。
繁忙期ともなると、たまった清掃業務を終業後に社員全員でやることも。
そういったイレギュラーを効率的に解消するために、月2回の集中清掃日を導入しようと考えています。
現在は、集中清掃日を実施するために、その前後に詰まっている業務を調整しているところです。
Q. 今回のプロジェクトの課題は?
ー 僕たちリーダーがいかに全体を見る時間を増やすか、ということが課題になってくると思います。
これまでは典型的なプレーヤー兼オペレーター。自分の仕事をこなしながら、
時々他のスタッフに指示を出す、というバランスになることが多かったように思います。
忙しい中でスタッフに仕事を指示すると、どうしても「今してほしいこと」を言うだけになりがちでした。
今回のプロジェクトでは、僕たちが手元の仕事から目線を上げて、
オペレーターとして全体の動きを見る時間を作れるかどうかがカギになってくると思います。
西村商会がもう一つ上の「少数精鋭」集団になるために、いろいろ試行錯誤しながら取り組んでいきます。
ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・
以上、西村リーダーから、今回の業務改善プロジェクトにかける思いを語っていただきました。
次回は、業務改善の途中経過と、その中で見えてきた新しい課題について聞いていきたいと思います。